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六曜

六曜」はChinaの「六壬時課」という時刻の占いでしたが、
室町時代初期に渡来した後、日本独自の変化を遂げました。
今日のような形になったのは
江戸時代・天保年間(1831年から1845年)からのこととされています。
明治以前の暦には記載されていない、比較的歴史の浅い暦注です。
 
六曜 基準日(旧暦による) 意味
先勝 1月、7月の1日 急ぐことは吉。
午前は吉、午後は凶
友引 2月、8月の1日 友を引く。祝い事は良いが凶事を忌む。
朝夕は吉、正午は凶。
先負 3月、9月の1日 何事も控えめに平静を保つ日。
午前は凶、午後は吉。
仏滅 4月、10月の1日 万事凶。葬式や法事は構わない。
大安 5月、11月の1日 万事大吉。特に婚礼に良い。
赤口 6月、12月の1日 凶日。特に祝辞は大凶。
正午は吉、朝夕は凶。
 
 
(せんしょう、せんかち、さきがち)
先勝
 万事あさよりひるまでにすればさわりなし
 ひるすぎより日暮まではわるし
先勝は「先んずればすなわち勝つ」の意味。
万事に急ぐことが良いとされ、
「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」とされています。
時代とともに名称も変遷して、鎌倉、室町時代には「速喜」、
江戸時代中~後期の寛政・享和年間には「即吉」とも書かれました。
室町・戦国時代の武将の間で、
開戦日の吉凶を占うために用いられていたと言われています。
 
 

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 ( と も び き )
友引
 友びきとて半よし  うまのときわろし
 此日 そうれいいたすべからず 大にいむべし
「朝は吉、昼は凶、夕は大吉。但し葬式を忌む」とされています。
友引の日は「凶事に友を引く」の意味からお葬式を避けます。
葬式・法事を行うと、友が冥土に引き寄せられる(=死ぬ)との迷信があり、
友引の日は火葬場を休業とする地域もあります。
結婚や出産などの祝い事については“幸せのお裾分け”という意味で、
結婚披露宴の引出物をこの日に発送する人もいます。
かつては「勝負なき日と知るべし」と言われて、
勝負事で何事も引分けになる日、つまり「共(に)引(き分ける)」から来ました。
 
 

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(せんぷ、せんぶ、せんまけ、さきまけ)
先負
 万事あさよりひる迄わるし
 ひるすぎより日ぐれまでさわりなし
「先んずれば即ち負ける」の意味です。
「午前中はわるく、午後はよろしい」とも言われています。
昼過ぎから日暮れまでは吉。
万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされています。
「先勝」と同様に、室町・戦国時代の武将の間で、
開戦日の吉凶を占うために用いられました。
また、名称も変化しており、鎌倉・室町時代には「小吉」と書かれ、
江戸時代の寛政・享和年間に「周吉」と書かれ吉日とされていました。
 
 

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 (ぶ つ め つ)
仏滅
 大悪日なり よろずもちゆべからず
仏滅は「仏も滅するような大凶日」という意味です。
この日は六曜の中で最も凶の日とされていて、
婚礼などの祝儀を忌む習慣があります。
「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」と
言われています。
元は鎌倉・室町時代に「空亡」と書かれ、
江戸時代の寛政・享和年間頃には「虚亡」書かれていました。
しかしこれを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、
これに近年になって「佛(仏)」の字が当てられたものです。
 
 

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(たいあん、だいあん)
 大吉日なり なにごともよろずよし
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大安は「大いに安し」という意味で、
六曜の中で最も吉の日とされています。
めでたい日であり、結婚式を挙げる人の多い日です。
旅行、引っ越しも吉です。
内閣組閣も大安の日を選んで行われているそうです。
江戸時代の寛政・享和年間には「泰安」とも書かれていました。
 
 

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(しゃっく、じゃっく、しゃっこう、じゃっこう、せきぐち)
 此日もあく日也 よろずいむべし
 ただし うまのとき一ときさわりなし
「万事に用いない悪日、ただし法事、正午だけは良い」と
言われています。
赤口は午の刻(午前11時頃から午後1時頃まで)のみ吉で、
朝晩は凶です。
祝い事は大凶。
「赤」という字が付くため、火の元、刃物に気をつけること。
つまり「死」を連想される物に注意する日です。
陰陽道の「赤舌日」(しゃくぜつにち)という凶日に由来します。
六曜の中では唯一、昔から名称が変わっていない日です。
 
 

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