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麻の葉

「麻の葉」(あさのは)は正六角形の幾何学文様で、
6個の三角形を組み合わせ、それを四方に繋ぎ合わせたもので、
形が大麻の葉に似ていることから、この名が付けられたと言われています。
文様そのものは古くからあり、
平安時代の仏像にも「雁金技法」による装飾が見られます。
「雁金」
金箔や銀箔を糸のように細く切り、膠などを貼り付けて文様を表す装飾方法
 
江戸後期に歌舞伎役者の嵐璃寛が舞台『妹背門松』の中で娘役を演じた際に
この文様を用いたことから、当時の女性たちの間で大流行となりました。
娘の名前がお染だったことから、麻の葉文様が「お染形」と呼ばれて親しまれました。
 
 

1.麻の葉文

麻の葉を前後左右に繋いだものは、「麻の葉繋ぎ」とも呼ばれます。
江戸の女性に流行った「麻の葉文様」は、
やがて子供の産着や下着に用いられるようになります。
麻が丈夫ですくすくとまっすぐ育つことにあやかったもので、
かつてはどの家庭でも、子供が生まれると、
女の子には赤、男の子には黄色か浅葱色のきものを着せました。
この習慣はなくなりましたが、
きものや帯、長襦袢などには欠かせない伝統文様の一つです。
 

2.破れ麻の葉

麻の葉文様は基本をアレンジしたものが多く、「破れ麻の葉」はその代表。
部分的に麻の葉の連続模様が途切れているのが特徴です。
 

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